薬剤師 転職と経済

薬剤師 転職と経済

薬剤師転職は、昨今の不景気とあいまってなかなか盛況なようだ。

薬剤師といえば、専門の大学に通い国家資格を取得しなければならないため、転職も苦労しないというイメージが高い。

しかし、実際に薬剤師の方々に伺ってみると、思ったよりも転職に苦労している人が多い。 国家資格で求人募集も多いのに、なぜ薬剤師転職に難航するのだろうか。

その背景に、薬剤師になる人が偏っているというのがあげられる。 薬剤師は、そのほとんどが女性であり、特に調剤薬局などに勤める人は大半が女性というのも珍しくない。

女性が多くなれば当然、薬剤師といえども結婚そして出産をする。 出産をした場合には、もちろんその後も一定期間働くことはできないので、どうしてもその人が働いていた職場には欠員が出る。

薬剤師転職というのは、こうした欠員が常に出てくる職場を点々とするだけでも成り立つほどである。 にもかかわらず、なぜ薬剤師転職する際に困るのか、これを読んでいる人にはまったく理解できないだろう。

それは転職する側の人たちも、そのほとんどが既婚で子育てをしている人が薬剤師を持っているからだ。 薬剤師の大半が女性なのだから、当然転職する側も女性であり、その生活はどうしても育児中心の生活となる。

いくら国家資格を持っていても、薬剤師は平日の昼間ばかりに集まり、夜間や休日にはまったく人がいないということもありえるのだ。 薬局側はそこを埋めたい、転職を考えている薬剤師は平日の昼間に働きたいという矛盾が生まれ、思ったように転職ができない。